運動治療の危険性

運動療法は、健康維持や増進に効果があることが実証されています。運動医学、スポーツ医学など研究も進んできています。

 

しかし、高血圧の場合は急に運動をすると逆に危険な場合があります。もともと高い血圧で血管に大きな負担がかかっているのが、運動をすることによって脈拍が上がると血管が破裂したり心臓発作や脳卒中の危険がある場合もあるのです。

 

ですから、運動を始めるときには必ず医師に相談して、運動療法を行ってもよいかどうかチェックを受けましょう。

 

運動療法は1回に30分〜60分程度、週3回くらいが目安となります。激しい運動をしなくても、ウォーキングを心がけるなどから始めると良いでしょう。また暑い日や寒い日などは、運動を行うと血管に負担がかかることもありますので、天候によっては無理をせずに室内でできる運動などに切り替える工夫も必要です。

 

運動療法を行ってもよいと診断された場合でも、風邪をひいているときや息苦しい感じがあるとき、手足がしびれているとき、不整脈があるとき、ひざを痛めているときなどは無理をして運動をすると逆に症状を悪化させてしまうことになりかねませんので、無理せず休むようにしましょう。

 

また、運動をすると汗をかいて水分が不足していますので、飲み物を摂って脱水にならないように気をつけましょう。