早朝高血圧の原因と対処

血圧は1日の中でも上がったり下がったりするもので、通常は朝が高く夜寝ている間には低くなっています。

 

その中でも特に早朝の上がり方が激しく、朝と夜の上野血圧の平均値が135以上、差が15〜20あると「早朝高血圧」であると考えられます。

 

降圧剤を服用していて昼間の血圧はコントロールできていても、早朝高血圧である人は2人に1人はいるとされています。

 

早朝高血圧には2種類の型があります。ディッパー型とノンディッパー型です。

 

ディッパー型は朝目が覚めると同時に血圧が急上昇するタイプのことで、ノンディッパー型は夜血圧が下がりきれないままなだらかに上昇するタイプです。ノンディッパー型は加齢とともに増加していき、糖尿病、心不全、睡眠時無呼吸症候群の多くがこのタイプです。

 

早朝高血圧は命に直接関わる病気(脳卒中や心筋梗塞など)と深く関係しており、注意が必要です。

 

早朝高血圧に気づくためには家庭で朝と夜の血圧を何日か測ることが必要です。正常血圧は最高血圧が125oHg未満で最低血圧が80oHg未満とされています。

 

早朝高血圧の場合は、起床の仕方や冬の過ごし方に注意が必要です。起きてすぐにトイレに行ったり冷たい水で顔を洗ったりすると、交感神経が急に活性化し、血圧が急上昇してしまいます。

 

ですから、目が覚めてもすぐに起き上がらずに布団の中で軽く手や足をストレッチして、ゆっくりと起き上がるようにします。

 

また、寒さも血圧上昇の誘因となっていますので、冬などは特に起きたらすぐに暖かい上着を着たり暖房をつけるなどの工夫が必要です。