高血圧は日本人の国民病

高血圧は日本人の約4分の1、特に50歳代以上になると約半数がかかるといわれている、日本人の国民病ともいえる病気です。

 

高血圧の原因は、遺伝因子と環境因子とが複雑にからみ合っているといわれていますが、中でも環境因子が大きな要因を占めていると考えられています。

 

高血圧の原因として、まず第一にあげられるのは、塩分のとり過ぎです。塩分を多くとり過ぎることにより、塩分濃度を下げるために血液の量がふえ、それが高血圧につながります。

 

また肥満も大きな原因といわれています。体積の大きな身体の隅々まで血液を行きわたらせるため、血圧が高くなるからです。

 

さらに飲酒や喫煙も、動脈を硬化させ、血液を流れにくくするために血圧を上げる要因となります。

 

降圧剤は高血圧の治療薬ではない

 

高血圧の治療には降圧剤が使われます。血圧が高い状態がつづくと、脳卒中や心疾患、慢性腎臓病の危険が高くなるため、血圧を下げる必要があるからです。

 

降圧剤を服用し血圧を下げることにより、とりあえず重大な病気を引きおこす可能性を減らすことはできますが、しかし降圧剤が高血圧の根本的な原因を取り除いてくれるわけではありません。

 

降圧剤は、あくまで一時的に血圧を下げる働きをするだけのもので、降圧剤の服用をやめると血圧はまた上がります。

 

降圧剤には副作用もあるため、飲みつづけることはあまりいいことではありません。

 

高血圧を改善するには、降圧剤に頼るのではなく、降圧剤を飲まなくても血圧が高くならないように、生活習慣を改善することが何よりも大切です。